レザークラフトの重要な作業のひとつに革をカットする工程があります。
ミリ単位で正確にカットできれば、作品の完成度が高くなります。
正確にカットするためには、鋭い切れ味が必要です。
切れ味が鋭いことで力みが少なくなり正確に作業することができます。また、その力みの少なさが手を切るなどのケガの予防にもなり安全面にも配慮できます。
正直100均で購入したカッターの切れ味はいまいちです。
器用な方は、それでも正確にカットできると思いますが(笑)
私のように不器用な人、器用でどんな作業もこなせる人どちらも作業を快適に行うために切れ味の良いカッターを使用することをおすすめします。
そこでレザークラフトに最適な切れ味の良いおすすめのカッターを紹介します。
目次
レザークラフトにおすすめの大型カッター
硬い革や2mm以上の厚めの革を裁断する際には大型カッターを使用します。
大型カッターはL型カッターとも言われています。厚紙や段ボールはもちろん、薄いベニヤ板や石膏ボードもカットできる切れ味があります。
お値段も1000円以下とリーズナブルで職人さんも愛用できるほど、工具としてのスペックも高いです。
レザークラフトにタジマの大型カッターがおすすめ
タジマのカッターおすすめポイント!
- 厚い革でもスッと切れる
- グリップが良いので無駄な力をいれなくて良い
- 替刃が2枚ついてくる。
厚い革でもスッと切れる切れ味の良い黒刃
まず何よりも切れ味が良いのがおすすめのポイントです。他社のカッターも切れ味が良いのですが、グリップがよくホールド感があるため力をあまりいれなくてもカットすることができます。
ミリ単位で正確にカットする必要があるレザークラフトでは、力まないことでより正確に革をカットすることができます。
100均のカッターとは明らかに切れ味が違いますよ。
黒刃というのも、名刀っぽくてカッコいいです(笑)
タジマのカッターは替刃が2枚ついてくる
タジマのカッターは替刃が2枚ついてきます。
いくら切れ味がよくても使用していれば切れ味は落ちてきます。常に良い状態の刃を使用したいため、切れ味が落ちたら刃を折って使用します。
カッターって購入時は良いですが、あとから替刃だけ購入するの面倒ではないですか?
結局、替刃ではなく、本体を購入してしまいがちになります。
だから、替刃が2枚もついてくるタジマのカッターをおすすめします。
本体についている刃と合わせて合計2枚の刃があるので長期間使用することができます。
替刃も本体に内蔵されているので無くす心配もありません。
細かい部分のカットにはむかない
良いところばかり、おすすめしましたが一つだけ難点があります。
細かい部分のカットが難しいことです。
作品全体をカットするにはいいのですが、細かい部分になると技術が必要になります。
私は、不器用なので細かい部分はデザインカッターを使用することで対応しています。
レザークラフトにおすすめ 最強の切れ味を持つオルファの大型カッター
オルファのカッターのおすすめポイント
- オルファ最強のスピードブレードを装着しているため抜群の切れ味
- カット時の切断抵抗値が約1/2のため、力まなくてもカットできる
- オルファカラーがおしゃれでカッコいい
スピードブレード装着で最強の切れ味
カッターで圧倒的なシェアを誇るオルファ社のカッターの中でも最強といわれるスピードブレードを装着しているため抜群の切れ味です。
タジマのカッターと比べた場合、スピードブレードを装着したオルファのカッターの方がスッと刃が革に入っていて切りやすいです。
厚さ2mmくらいですとタジマでもオルファでもスッと切れます。
厚さ4mm以上になると切り味の違いを明らかに感じます。
硬くて厚い革を使う機会の多い人はこちらのカッターの方が快適に作業できると思います。
替刃が付属していないので必要になったら別途購入する必要があります。
現在オルファのL型カッターを使用している方は、替刃だけ購入してご使用中のオルファのL型カッターに取り付けて使用できます。
レザークラフトにおすすめの小型カッター
レザークラフトでは用途で小型カッターを使用すると、よりキレイに作業ができます。
- 型紙のカット
- 薄い革のカット(1mm以下の厚さ)
- 細かい部分のカット
などの工程に小型カッターは向いています。
2mm以上のサドルレザーの様に硬い革だとカットしにくさを感じます。
小型カッターは、500円以下で購入できるので一本持っていると便利です。
曲線部のカットにはロータリーカッターがおすすめ
曲線部のカットは、慣れないと難しいです。
そこで、おすすめするのがロータリーカッターです。
ロータリーカッターは、刃を転がしてカットしていくので曲線部をカットしやすいです。
切れ味も良いので厚めの革のカットもできます。
曲線部のカットに自信がない方は、1本持っておくと良いでしょう。
刃の直径が長くなる(L型)ほど直線のカットがしやすくなります。
刃の直径が短い(S型)ほど曲線部のカットがしやすいです。
円形に切り抜くならコンパスカッターがおすすめ
型紙の段階からキレイな円形にカットするのは難しいですよね。
私も曲線部や円形にカットするのが苦手です。
そこでおすすめするのがコンパスカッターです。コンパスカッターは、誰でもキレイな円形にカットすることができます。
コースターやタグなどの円形の作品を作成するときに便利です。
オルファからは下の画像のコンパスカッターが販売されています。
カッターには様々な種類がありますので色んな種類のカッターを準備することで、作業をキレイに早く行うことができるようになります。
値段も高くはないので購入して快適な作業環境を手に入れましょう。
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