レザークラフト 作品

【レザークラフト】ラウンドジップ長財布の作り方

ラウンドジップ長財布の作り方

ラウンドジップ長財布の作り方を紹介します。

画像は、初めて作った物になります。

作品としての完成度は低いですが、財布としては十分すぎるほど機能しています。
(個人的に使う分には満足度が高いです)

良い革を使った総革の長財布は数万円もします。
それを数千円で作れてしまうのですからレザークラフトは素晴らしいですよね。

ラウンドジップ長財布の作成手順

それでは作っていきましょう!

各パーツを作って最後に組み上げていく手順になります。

作成時間は3~5時間が目安になります。

ラウンドジップ長財布を作るのに必要な材料

・革
・ファスナー60cm
・ファスナー16cm
・蝋引き糸
・ボンド又は両面テープ
・トコノール(トコ・コバ磨き剤)

材料は意外と少ないです。革とファスナーがあれば作れちゃいます。

革の厚さは外側が1.0mm~1.5m、内側に0.5mm~1.0mmを使うと作りやすくおススメです。

革が厚いと漉かないとかさばって厚みが数センチになってしまいます。

 

ラウンドジップ長財布を作るのに必要な道具

・カッターor革包丁
・針
・蝋引き糸
・ボンド・両面テープ
・コーンスリッカー
・菱目打ち
・菱ギリ(小)

特別な道具は必要ありません。

組み合わせたときに縫い穴をあける為に菱ギリが必要です。

菱ギリひとつあると作れる作品の幅が広がります。

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ラウンドジップ長財布の型紙

YouTubeでわかりやすい動画と型紙を公開している方がいたのでこちらの肩の動画を参考に貼らせて頂きます。概要欄からPDF型紙をダウンロードできます。

 

革を裁断する

ラウンドジップ長財布のパーツを裁断する

上が内容パーツ。

下が外装パーツ。

今回は外装にトラ目柄が美しいベルギー産のルガトショルダーを使用しました。

ラウンドジップ長財布をの外装部分の革

コバ磨き、床磨きをする

ラウンドジップ長財布のパーツをコバ磨き、床磨きする ラウンドジップ長財布の外装をトコ磨き、コバ磨きする

赤丸部分のコバ磨きと裏面のトコ磨きをします。

ラウンドジップ長財布の小銭入れを作る

コバ磨き、トコ磨きをしたら次は小銭いれを作っていきます。

ラウンドジップ長財布の小銭入れのジップを取り付ける

16cmのファスナーを小銭入れパーツに接着します。

ファスナーとパーツどちらも中心に印をつけて、中心が合うように接着します。

片面を接着したら、もう片面も接着します。

接着したら、ファスナーの端を画像のより折り曲げて接着します。

ラウンドジップ長財布の小銭入れのファスナーを処理する

接着したら縫い穴をあけます。

ラウンドジップ長財布の小銭入れの縫い穴をあける

穴をあける長さはファスナーの長さと合わせて下さい。

早速、縫い合わせます。

ラウンドジップ長財布の小銭入れを縫い始める

片面縫い合わせたら、もう片面も縫います。

ラウンドジップ長財布の小銭入れにファスナーを縫い付ける

これでファスナーは縫い付けれました。

次に下部を縫います。

縫えば小銭入れは完成です。

ラウンドジップ長財布の小銭入れの下部分に縫い穴をあける

ラウンドジップ長財布のマチを縫う

小銭入れが完成したら、小銭入れをマチに接着、縫合していきます。

マチの中心を山折りで折り、折り目部分に接着剤を塗ります。

ラウンドジップ長財布のマチ

小銭入れの端にも接着剤を塗ります。

マチの両端を漉いた方がいいです。組み合わせるときに厚みを軽減することで作業が楽になります。

 

ラウンドジップ長財布の小銭入れにボンドを塗る

マチと小銭入れを接着します。

接着したら端から7~8mmに縫うための線をひきます。

小銭入れとマチを接着する

縫い穴をあけて縫います。

左右両方行います。

ラウンドジップ長財布の小銭入れとマチを縫う。

縫い終わりの画像を取り忘れたのでないです。

ラウンドジップ長財布のカード入れを作る

カード入れは片面3つのパーツで構成されています。

写真のように両面テープで張り付けしていきましょう。

ラウンドジップ長財布のカード収納部を接着する。

カード収納部もマチと同様に端を漉きましょう。漉かないと後悔します(笑)

カード部を組み上げると下の写真のようになります。

ラウンドジップ長財布のカードパーツ

組み上げたら真ん中に縫い穴をあけるための線をひきます。

ラウンドジップ長財布のカード仕切りの線をひく

縫い終わると下の写真のようになります。

ラウンドジップ長財布のカード部を縫う

もう片面も縫います。

ラウンドジップ長財布のカードパーツ

カード部を本体に接着する

カード部が完成したら本体に接着し縫い付けていきます。

本体とは、下の写真の右側のパーツのことです。

 

本体を写真のように接着縫い穴をあけます。

赤線部分を本体と接着してあります。

ラウンドジップ長財布の接着部

接着したら縫います。

もう片面も同じように作業します。

接着したら縫います。

縫い穴をあける

外側にくる革に縫い穴をあけるための線をディバインダーで引きます。

本体と外側の革を重ねて縫い穴をあけます。

穴をあけるラインは、下の写真を参考にしてください。

 

 

本体にマチを縫い付ける

縫い穴をあけたらマチと本体を接着剤を使って接着します。

片面を接着し、クリップで固定したらもう片面も接着&クリップ固定をします。

この状態で固定し、接着できたのを確認したらクリップを外します。

ラウンドジップ長財布本体にファスナーを取り付ける

いよいよファスナーを取り付けています。

写真では両面テープを使っていますが、ボンドの方が取り付けやすいです。

ラウンドジップ長財布本体にファスナーをつける

端からファスナを張り付けていきます。

コーナーの貼り付けだけ注意すれば大丈夫です。

ラウンドジップ長財布のファスナー菊寄せ

本体と外側を縫い合わせる

だいぶ形になってきました。

表面にくる革を縫い合わせていきます。

全体の縫い穴をあわせます。

マチは、菱ギリでひとつひとつ穴をあけながら縫うことになります。

ラウンドジップ長財布本体を縫い合わせる

縫い合わせたら本体は完成です。

ラウンドジップ長財布の持ち手をつくる

実用性は大事なので開けやすいように持ち手を作ります。

ラウンドジップ長財布の持ち手を作る

幅1.5cm×長さ8~10cmの革を使います。

角を落として、両面カシメで固定します。

ラウンドジップ長財布の持ち手

ラウンドジップ長財布の完成

これでラウンドジップ長財布の完成です。

完成度はいまいちですが、実用性のある財布ができました。

 

ラウンドジップ長財布

 

【作品作りが楽しくなる】おすすめの革

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