革包丁は、レザークラフト職人道具の代表的なものです。
革包丁は、【裁断】【漉き】ができるので使いこなせれば作品作りに幅ができます。
ネットで検索すると高い物から安い物まで様々な革包丁があるのでどれが良いのか迷ってしまいますよね。
革包丁の使い方と当サイトおすすめの革包丁を紹介したいと思います。
革包丁 秀次
当サイトのおすすめは、クラフト社の「秀治」です。
お値段が3千円代とリーズナブルなのにプロも使用している切れ味です。
伝統の火造り製法で丹念に仕上げられています。
鋼と軟鉄を混ぜ合わせてあるので研ぎやすいです。
当サイト管理人も愛用していますが、購入して本当に良かったと思える一品です。
刃のサイズが3cmで大きすぎず扱いやすいです。
直線も曲線もカットしやすく今のところ不満が1ミリもありません。
革包丁の使い方
革包丁の持ち方
革包丁は、小指と人差し指が刃にかかるように持ちます。
そうすることによって革の質感が手から伝わってきます。
また、重心が下になるので裁断時に安定感がでます。
実際にやってみると柄だけ持つより力が伝わる感じが分かると思います。
次に親指を柄にたてて握りこみます。
革包丁を使った革の切り方
革包丁は、革に対して垂直にします。
多くのサイトでは、革包丁は片刃なので斜めに刃をいれると説明されていますが、
裁断中斜めの角度を維持するのが難しいので断面が波打つことが多いです。
また、微妙に斜めになった断面を合わせることでレザークラフトらしいコバが出来上がります。
このことについては、レザークラフト界のパイオニア「レッドムーン」の後藤さんも同じ事をおっしゃっています。
断面を真っすぐにしたい場合はカッターを使用するのが良いと思います。
革包丁を革に対して垂直に当てたら刃を斜めにして肘を手前に引きます。
厚くて硬い革は、無理しないで2度、3度と何回かに分けて裁断しましょう。
曲線は、カッターでの裁断と同じように革を回してカットしていきます。
動画でも説明していますので合わせて見るとより理解が深まると思います。
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