レザークラフトでスマートフォンケースの作り方についての手順です。
今回は、カードポケットが1つのシンプルな手帳型スマートフォンケースになります。
作業時間は、2~3時間になります。
目次
レザークラフトでスマートフォンケースを作るのに必要な材料
- 革
- 蝋引き糸
- スマホケース
- ボタン
カードポケットを作成するので縫った時に厚くなりすぎないように2.0mmの厚さの革を使用しています。手になじみやすいように固すぎず柔らかすぎない適度にコシのある革を選びました。
スマートフォンケースの型紙の作り方
現在使っているスマホケースが手帳型の場合、それの型をとればいいです。
今回は、このスマホケースを元に作成していきます。
型紙の上にスマホケースをのせて方をとっていきます。
手帳型のスマホケースが無い方は、以下のサイズで作れます。
横(スマホケースの横幅×2+2.5cm)
縦(スマホケースの縦と同じサイズ)
下のマジックで印をつけた部分がスマートフォンの横幅になります。
スマホケースの横幅に加えて折り畳むのに3cm位、必要になります。
この3cmを加えないと横幅が足りなくなります。
スマホケースの型紙の完成
カードポケットは、上の画像のマジック部分の横幅で作成しています。
左側から右斜め下に向かってカットしていきます。
左の辺8.5cm 右の辺7cmです。
ボタンをつける部分は、縦2cm×横7cmの長方形です。
スマホケースの型紙に沿って革をカット
上の型紙を使って革をカットしていきます。
一度、仮に組んでみます。こうすると完成形が想像できて作業にやる気が出てくると思います。
次は、カットした革の端を丸くします。
スマホケースのカードポケットの接着
今回は、ボンドではなく両面テープを使用して接着します。
カードポケット部分の内側に縫い目を作らなかったので、その部分に細くはみ出さないようにボンドを塗るのは難しいので両面テープでの接着をおすすめしています。
技術に自信がある方や両面テープが無い方は、ボンドで接着しても大丈夫です。
合わせると下の画像のようになります。
縫い穴をあける
縫う部分にネジ捻で痕をつけていきます。
ネジ捻がない場合は、定規で線を引いたりステッチングルーバーで線を引いて下さい。
ボタンをつける部分にも線を引いていきます。
縫い穴をあける
次に先ほど引いた線に合わせて縫い穴をヒシメ打ちであけていきます。
今回は、1.5mm幅のヨーロッパ目打ちで穴をあけています。
スマホケースを平縫いで縫う
いよいよ縫う工程に入っていきます。
今回作成しているスマホケースは、ピンクの細目の蝋引き糸を使用しています。
糸の長さは、作品の外周×4~5倍必要になります。
縫い終わり後が下の画像になります。
裏面になります。
縫い終わったらコバ磨きをしていきます。
ボタンをつける部分の作成
先ほど、縫う部分に線を引いたのでそこに縫い穴をあけていきます。
注:ボタン部分も同色の革を使用しようと考えていたのですが、途中でヌメ革の方がオシャレだと閃いたため、ボタン部分のみヌメ革で作成しなおしています。
曲線部分は、2本目の菱目打ちを使用しましょう。
穴を開けたらコバ磨きをします。
磨き終わったらボタンをつけます。
ボタン部分の取り付け
ボタン部分をとりつけていきます。
取り付ける部分に重ねて、縫い穴を開けるところに印をつけていきます。
縫い終わりが下の画像になります。
スマホケースを接着する
革にスマホケースを接着していきます。
接着する前に、革にスマホケースを合わせてカメラ部分をカットします。
本体にボタンオスを取り付ける
上記工程が終わったら本体にボタンをとりつけていきます。
折り畳んで場所を決めてからボタンを取り付けます。
手帳型のスマホケースの完成
以上の工程で手帳型のスマホケースが完成になります。
革の質感がとてもオシャレなスマホケースになりました。
ステッチとボタンの留め具のヌメ革が良いアクセントになっています。
市販品のようなクオリティではありませんが、個人で使用する分には十分なのではないでしょうか。
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