発売から数年経っていますがコンパクトで人気のiPhoneSEの手帳型ケースの作り方です。
パーツが3点とシンプルな作りになっています。
シンプルだけど実用性があるiPhoneケースをデザインしました。
本革の質感を生かして高級感のあるおしゃれなiPhoneケースを作ってみましょう。
目次
iPhoneSEケースの作成手順
難しそうなイメージのあるiPhoneケース作りですが、デザインがシンプルなため2~3時間くらいで作成できます。
iPhoneケースを作るのに必要な材料
- 革
- バネホックボタン
- カシメ
- 蝋引き糸
- トコノール
- 両面テープ又はボンド
当サイトでは、厚さ2cmの硬めの革を使用しています。
カシメが無い場合は、本体に直接縫い付けると良いでしょう。
iPhoneケースを作るのに必要な道具
- 縫い針
- ボタン打ち具
- カシメ打ち
- 打ち台
- コーンスリッカー
- カッター
iPhoneSEケースの型紙
最初に型紙を作成します。
左のカードポケットになる部分は、縦13.2cm×横6cmの長方形にカットしてからカードをいれやすいように円形にカットします。
コンパスや分度器を使用するときれいな円を描けると思います。
右上のボタン留め具になるパーツは、革の厚さによって長さを調整する必要があります。
本体に2mm以上の革を使用する場合は、7cmにして下さい。
型紙を革に写す
型紙を革にのせて銀ペンなどでカットする線を引きます。
ちょっと薄いですが、下の画像が線を引いたものになります。
重ねた時にずれないように出来るだけ正確に線を引きましょう。
革を裁断する
書いた線に沿って革を裁断します。
留め具部分にヌメ革を使用しています。
好みでカード収納部、留め具部分の色を変えて作っても良いでしょう。
もちろん全部同色でもおしゃれだと思います。
コバ磨き、床磨きをする
全パーツの床磨き。カード収納部のコバ磨きを行います。
ボタンのオスをつける
ボタンのオスをつけます。
縦は中央に、横は端から2cmのところにボタンをつけるための穴をあけます。
穴をあけたら打ち具を使用してボタンをつけます。
カード収納部の角を落とす
角落としやカッター、はさみなどを使用して角を丸くします。
カード収納部を接着する
両面テープを使ってカード収納部を接着します。
両面テープを貼る部分は、接着力を高めるためにカッターで毛羽立ててから接着しましょう。
接着剤を使用しての接着でも問題ありません。
ずれないように慎重に接着しましょう。
無事接着できました。
全体を縫う
縫う作業に移っていきます。
端から3mmのところにぐるっと一周縫うためのラインをひきます。
線を引いたら菱目打ちで縫い穴をあけます。
縫い穴をあけたらグルっと一周縫います。
留め具をつける
留め具をつけます。
まずは、留め具の両端を丸くカットします。
カットしたら端から3mmのところに縫い穴をあけます。
縫い穴をあけたらステッチを縫います。ステッチを縫ったらカシメで留めるための穴を端から1cmのところにあけます。
カシメが無い方は、ここで本体に縫い付けます。
次に本体側にも穴をあけます。
場所は、縦は中央。横は端から1cmのところになります。
カシメ打ちを使ってカシメを打って留め具を本体に固定します。
無事に固定できました。
iPhoneSEケースを接着する
iPhoneSEケースを接着していきます。
最初にカメラ部分の穴をあけます。
ケースをのせてカメラ部分のカットする線をひきます。
線に沿って革をカットします。
難しい場合は、型抜きを使用すると簡単です。
カメラ部分をカットすることができました。
iPhoneSEのケースを接着する
両面テープかボンドを使用してiPhoneSEのケースを接着します。
端とカメラ部分がきちんとくっつくように両面テープを貼ります。
両面テープを貼ったらずれないように慎重に接着します。
接着できたらケースを一度畳んで留め具のボタンをつける位置をきめます。
留め具にボタンのメス部をつけたら完成です。
iPhoneSEケースの完成
iPhoneSEケースが完成しました。
ケースをとじてみます。
サイズはぴったりです。
カードも1枚収納できて実用性も問題ないです。
お気に入りの革でiPhoneSEのケースを作ってみましょう。
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