作品の完成度をあげるためにコバを塗装するのは、とても有効な手法です。
一見難しそうに感じますが、コバの処理をきちんとすることでキレイな仕上がりに
することができます。
また長年革製品を使用しているとコバが劣化してしまうことがあります。
そういう時もコバ塗りを行うことで作品をリフレッシュさせることができます。
コバ塗りの手順
コバ塗りには、専用の塗料が必要です。塗るための道具を揃えるところから始めましょう。
コバ塗りに必要な道具
コバ塗りには、以下の道具が必要となります。
- コバ専用の塗料
- 筆や綿棒などコバを塗るための道具
当サイトでは、クラフト社のコバコートを使用してコバ塗りの説明を行います。
seiwaさんから出ているコバスーパーは、色の種類が多くておすすめです。
クラフト染料を塗ってからレザーコートでコーティングする方法もあります。
クラフト塗料の方が色の種類が多いので様々な色に対応できます。
コーティングするために塗るレザーコートになります。
筆などで塗料を上手く塗れる自信のない方は、コバ塗り機の使用をおすすめします。
コバ塗料を塗るための下地処理
コバ塗料を塗るためにコバの処理を行います。
下地の処理が出来ていれば塗料もキレイに塗れるので下地作りはしっかり行いましょう。
詳しい方法は以下のページを参考にして下さい。
コバ塗料を塗る
コバ塗料を塗っていきます。
下の画像は、コバ処理を行った塗装前になります。
コバ塗料(コバコート)を塗っていきます。
容器は、液体のりのような形状をしていて、そのまま塗ることも出来ますが塗料が多く出て垂れる可能性が高いため綿棒や筆を使って塗りましょう。
下の画像のように綿棒や筆を使って塗料が垂れないように薄く塗っていきます。
一回薄く塗ったら30分程おいて触って乾いたのを確認したら最初と同じように薄くぬります。
この作業を3~4回繰り返し光沢が得られたら完成となります。
作業を3回繰り返したものが下の画像になります。
光沢が出ているのが分かると思います。
塗料を塗る前の物と比較してみましょう。
コバを塗る前後で光沢が全然違うことが分かると思います。
次に透明ではなく、ごげ茶色も試してみました。
3回重ね塗りをした過程になります。
重ね塗りを繰り返す過程で徐々に光沢が出てきているのが分かるかと思います。
画像では分かりにくいですが実際にみると全体的に光沢がでています。
コバを塗ることで作品の完成度がグッと上がりますので是非試してみて下さい。
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