レザークラフトの作品の出来栄えは、革のカット技術に左右されます。
革のカットが上手く出来ないと修正するのに時間もかかります。
キレイにカットすることが出来ると作品もキレイに仕上がります。
最初は難しいと思いますが、ここでは出来るだけキレイにカットするコツを説明したいと思います。
目次
革をカットするための道具
革をカットするために使用する道具は以下の通りになります。
- カッター
- 定規(スケール)
- カッティングマット(カッターマット)
- 銀ペン(チャコペン)
- 菱ぎり
カッターは100均でも良いですが、キレイにカットするためにはちゃんとした物を購入することをおススメします。
革をキレイにカットするのにあると便利なカッター
革のカットは、直線や曲線、細かい部分など正確に行う必要があります。
器用な人は1本のカッターで出来るのでしょうが、私は不器用なのでいくつかのカッターを使い分けることで対処しています。
L型カッター
革をカットするのにL型カッターは必須です。オルファやタジマなどの作業用カッターメーカーのカッターを準備するのをおすすめします。
切れ味がいいので硬いサドルレザーもスムースにカットすることができます。
ロータリカッター
洋裁をする人が生地をカットするのによく使われています。まっすぐ切る際にあると便利です。刃の直径が短いものは曲線部をカットすることができます。
デザインカッター
曲線部分や細かいところをカットするのに向いています。作品によってはミリ単位のカットをしなければならないのであれば重宝します。
革の切り方(カット方法)
動画もありますので合わせて御覧頂くとより分かりやすいです。
革の上に型紙をのせます
型紙がずれてしまうという方は両面テープで軽く固定するとずれないのでラインを引きやすいです。きれいにはがせる両面テープを使用しましょう。
革にカットするラインを書きます
- 菱ぎりや銀ペンで線をひきましょう。
- 線と線が交わる部分は、長めに引いて交差させましょう。交差させることでカットしやすいです。
革をカッターでカットします
いよいよ革をカットしていきます。
さっき引いたラインの線上ではなく線の内側部分をカットしていきます。
引いたラインが残らないようにカットします。
- カッターの刃を革に対して垂直にしましょう
- 力まないでリラックスしてカットしましょう
- 厚い革は一回で切ろうとしないで一回軽く刃をいれてからカットしましょう
革に対してカッターの刃が斜めに入ってしまうと革の断面が斜めになってしまいます。
斜めになると革を重ねた時に段差ができてしまいます。
段差があると塗ったあとにやすりで削る必要が出てきます。
段差ができないように革を垂直にたててカットしていきましょう。
曲線部分のカット方法
曲線部分をカットする時は、カッターを動かすのではなく革を動かしてカットしていきましょう。
曲線部分をカットする時も刃を寝かさないように意識しましょう。
カッターで曲線部をキレイにカットするのは難しいです。力んで線からずれたりすることはよくあります。
ロータリーカッターは、曲線部のカットをしやすいのでおすすめです。
それでもちょっと自信がない時は、はさみでカットすると良いです。
はさみだと直線をキレイにカットするのは難しいですが、曲線部は比較的簡単にカットすることができます。
はさみでカットする時もゆっくり丁寧にを心がけて作業しましょう。
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