レザークラフトでは革をカットしたら縫い合わせる前に接着します。
はがれないようにキレイに接着することで作品が丈夫になります。
レザークラフトではゴム系の接着剤を使用するのが一般的です。
革に対応している接着剤であれば問題ありません。
接着剤での接着だと匂いが気になる方や難しいと感じるかたは両面テープでの接着をおすすめします。目次からとんでください。
革を接着するのに必要な道具
- 接着剤(革に対応しているもの)
- 両面テープ
- クリップ(接着後はさんで固定するもの)
- ヘラ
- ハンマー
今回は、Gボンドクリアーを使用して接着を行っています。
革を接着しましょう
接着する革を並べる
カットした革を並べてみて、どの部分を接着するのか確認しましょう。
接着する部分をはやすりで表面をこすり、けがいて接着しやすい状態にしましょう。
革に接着剤を塗ろう
革に接着剤を塗っていきます。ここで使用するゴム系の接着剤は塗ったあとに乾かしてからくっつけます。
写真のように、適量ボンドを塗り、へらなどでボンドを平たんにしていきます。
私は100均で購入したデザートスプーンや革の余りを使用しています。
ボンドがはみ出ると処理が大変なので薄目に塗りましょう。
ボンドを塗るのは片方だけでなく両面に塗ります。
ボンドを塗布後、約5分置いて乾燥させてからくっつけます。
(10℃以下の気温の低いときは、10分位時間を置きます。)
革を張り合わせる
次は、約5分乾燥させた接着面を張り合わせていきます。
- 一度固定してしまうと、やり直しが難しいので慎重に貼り合わせて下さい。
- バネが強いクリップを使用すると革に固定した痕がつくので要注意
貼り合わせて、クリップで固定したあとは半日ほど待ちましょう。
革を圧着する
革をハンマーで叩き圧着していきます。
ハンマーでたたく時は、余った革やハンドタオルなどで革を保護しましょう。
私は、ゴム板で挟んでハンマーで叩いています。
全体をまんべんなくハンマーで叩き圧着させたら革の接着は完了です。
ゴムボンドは強力で剥がそうとしても、なかなか剥がす事ができません。
貼り合わせてから圧着するまでの時間が長く、早く次の作業にいきたくなりますが、
良い作品を作るのに必要な時間ですので辛抱強く待ちましょう。
両面テープで革を接着する
ボンドだと器用さや丁寧さが必要となるため、ボンドがはみ出したり上手く接着出来ないという方には両面テープを使用しての接着をおすすめします。
「両面テープでちゃんとくっつくの?」と疑問に感じますよね?
両面テープでもしっかり接着することが可能です。市販されているスマホケースのスマホをはめ込む部分はほとんど両面テープで接着されています。剥がそうとすれば分かりますが剥がすのが大変なくらい強力に接着されています。
両面テープは、厚みが薄いものを使用することをおすすめします。
作品や使用箇所に合わせて使用できるように何種類かの幅のテープを購入すると便利です。
ポケットのように接着剤だと塗るのが難しいところも下の画像のように両面テープだと簡単に接着することができます。
両面テープの上から菱目打ちで穴開けも可能です。
接着剤での接着が難しいなと感じる人は、両面テープでの接着に挑戦してみても良いと思いますよ。
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